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HASTA LA VISTA BABY

おススメ映画 『シンドラーのリスト』

シンドラーのリストは計画を始めてから81本目の映画です。81本目にして初めて泣きました。戦争映画をいくつか観てきましたが本当におススメの映画です。『シンドラーのリスト』は1993年制作のアメリカ映画です。

 

【あらすじ】

第二次大戦中、ドイツが行った「ユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)」が猛威を振るう中、ドイツの占領下にあったポーランドクラクフナチス党員であったオスカー・シンドラーがやってくる。戦争を利用して金稼ぎをしようと目論見、つぶれた工場を買取、ほうろう工場を経営し始める。

ユダヤ人の計理士イザック・シュターンに工場の経営を任して、シンドラーユダヤ人居住区(ゲットー)に住む安価なユダヤ人を雇い入れ、SS将校に取り入って、事業を拡大していく。

やがて、冷酷非道なSS将校アーモン・ゲートがクラクフ・プアシュフ強制収容所の所長としてやってくる。

ゲートとその部下は、無慈悲にユダヤ人を虐殺していく。時には理由もなく。

シンドラーのほうろう工場で働くユダヤ人にもホロコーストの脅威が迫ってくる中、最初は金儲けにしか興味がなかったシンドラーの心境が変化し、ユダヤ人のリストを作成し、次々と救っていく。結果的に約1100人のユダヤ人の命を救った。

 

【感想】

ホロコーストを扱った映画は数々あるようだけど、僕は初めて観ました。

アーモン・ゲートが来てからは本当に目を背けたくなるような光景ばかりです。

監督であるスティーブン・スピルバーグも毎日のように残酷なシーンの撮影であったため、ロビンウィリアムズに電話をかけ、笑わしてもらっていたそうです。

ユダヤ人に対し偏見をもつことが「当たり前」とされていた時代。子供までもが、ユダヤ人を見て泥を投げつけたり、首を切る仕草をしたり...

ユダヤ人の子供が必死に逃げようとしているシーン、女性たちが服を脱がされ、収容所にいれられていくシーン、ゲートが射的ゲームのようにユダヤ人を殺していくシーンなどは本当に胸が締めつけられます。

異常な価値観がまかり通ることの恐ろしさ、呼吸をするのと同じように人を殺していく狂気。戦争というものの非情さをまざまざと見せつけられました。

ユダヤ人を金儲けの道具としてしか見ていなかったシンドラーの心境が変わった明確な原因はわかりませんが(赤い服の少女など挙げようと思えばいくつかありますが)、ユダヤ人を救っているとSSが判断したら、シンドラーの身に危険が及ぶという状況の中、賄賂を送ったり、「ユダヤ人を雇わないと、工場がつぶれる」とあくまで単なる労働力として必要なだけという言い訳をしたりすることで、結果的に約1100人ものユダヤ人を救うことができたということに関しては敬意を表すべき。

僕が泣いたところは、シンドラーが最後「車を金に換えれば、10人の命が救えた。ナチ党員のバッチを金に換えれば、2人。いや1人でもよかった。」ということを言いながら、泣き崩れるシーン。

理性的なシンドラーを考えると過剰演出という意見もあるようですが、僕は感動しました。

シンドラーではなく、スピルバーグのメッセージかもしれないと考えると納得します。このシーンや指輪を送られたシーンは原作になかったようなのでなおさら。

3時間以上の大作だけど、ホロコーストの惨劇などを知ることができる上、感動できる映画としておススメします。