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HASTA LA VISTA BABY

反日デモの中北京に行き、帰ったら報道番組と2chを見るのをやめていた

最近、目にしない反日デモ反日デモの原因はいつも違いますが、

僕が大学二年の時に起きた反日デモ尖閣諸島の領有権」をめぐる問題が原因でした。

そのデモが起きている真っ最中、僕と友達は北京に旅行に行きました。

予約した時点ではデモは起こっておらず、予定日にちょうど起きたのです。

 

 

恐怖感

最初は怖かったです。「もし、襲われたらどうしよう」と思ったり、行く前はあまり中国に対し良いイメージをもっていなかったし。

でも、予約したし、またとない機会だからという理由で行くことにしたのです。

現地で北京大学の学生と北京大学に留学していた友達と合流する予定だったので、いくらか安心できました。

自分は少し中国語を話すことができたし、英語は二人ともできました。

 

緊張

現地のホテルに到着し、いきなりカルチャーショック!

フロントの従業員がパソコンでゲームをしており、話しかけても全く応じません。

こういう時は強めに話しかけることをおススメします。

日本人的な遠慮はいりません。こっちがあってるという姿勢を崩さないでください。

で、むやみに謝らなくていいです。

しばらくしてから応対してくれて、ホテルのカードキーを渡されました。

余談ですが、カードキーの反応が悪すぎて、イライラしました。

落ち着いたのでさっそく市内を観光、しかし反日デモの最中なので、極力日本語を話さないようにしました。

シンガポール人になりすまそう」という話を友達としたのを覚えています。

バスや電車の中は緊張です。ケンカはしたくない!!

 

安堵

反日デモ中の北京大学「聖域」と呼ばれています。(というか勝手に呼んでいた)

北京大学の学生は基本的に「デモなんてくだらない」という姿勢ですから。

もちろん途中で合流した北京大学の学生は日本人に対し、反感を抱いていなかったし、日本語がまず流暢でした。

「中学3年生の時1年間だけ勉強した」そうですが、本当に流暢です。

勉強法は日本のアニメを観ることと言っていました。

彼は他にも生物学オリンピックに出場した経歴があります。(残念ながら予選敗退)

というか彼はまだ17才でした。飛び級ですね。

中国No1の大学の学生の力をまざまざと見せつけられました。

さて、北京と言ったら、万里の長城」(八達嶺)。

そこの売店のおばちゃんが本当に優しかった。

商品に書いてある中国語の発音を一つずつ教えてくれて、こちらが発音すると「うん、うん」とうなずいてくれる。その様子にとても温かみを感じました。

そのおばさん以外の人たちも、日本人と知ったあと急に態度を変える人はいませんでした。

「本当に反日デモなんて起こっているのか?」と思ってしまうほど日本人に対して変な態度をとってくる人はいなかったのです。

もしかすると運の良さもあったのかもしれませんが。

 

帰国後

予想に反し、害がなく普通に楽しめた中国旅行。

しかし、帰ってテレビをつけると、中国人が怒号をあげて日本大使館に卵を投げつけている様子が映し出されていました。

「なんだこれは」というのが見た時の感想でした。

しかもその様子しか報道しない。

日本大使館や日系の企業対するもの以外は穏やかで、急進化している中国人は圧倒的な少数派であり、日常の不満を日本にぶつけているだけという事実を隠し、ひたすら中国全土でデモが吹き荒れているような印象を視聴者に抱かせています。

 

「センセーショナルで視聴率取れるものであれば何でもありかよ」

この時から報道番組は基本的に見ないようになったし、見たとしても事実を自分で調べたり考えたりするようになりました。

2chでも「やはり中国は劣等国家」という論調が主でした。今もそうですけど。

国同士に優劣なんて存在せず、重要なのは個人です。

徳のある人やない人様々いるのはどの環境でも一緒ですよね。

それに徳のないような状態になってしまっているのは、個人の問題ではなく、社会構造の問題がほとんどです。パッとみで語れるほど浅い問題ではない。

この旅行をきっかけに、事実をもとに行動したり考えたりすることの重要性を感じました。

起こっている問題のほとんどは実際は複雑なことが多い。

常に考えることをやめないようにしたいものですね。