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HASTA LA VISTA BABY

理不尽な環境には「染まる」か「逃げるか」の二択

僕が好きな作家は故山崎豊子さんです。『白い巨塔』や『沈まぬ太陽』、『華麗なる一族』などドラマ化、映画化されている名作を生み出した人です。

彼女の作品に共通しているのは、封建的な体制から生み出される「圧倒的に理不尽な環境」

物事の本質を無視して、私利私欲のために権威を振りかざしたり、権威のもとに屈服する人々の人間模様が描かれています。

今の時代に生きる僕たちにとっては想像もできないような世界です。

 

仮に僕が、故山崎豊子さんが描く封建的な世界に放り込まれていたら、どういった行動をとるだろうかと考えました。

ちなみに封建的な世界に翻弄される主人公はどんなに理不尽な目にあっても、抗い続けます。物語の終わりは、必ずしもスッキリいくものではないことが多いです。

華麗なる一族』がその代表です。

 

僕が考えるに理不尽な環境には、「染まる」か「逃げる」かの二択に迫られる。

抗い続けるのは得策ではないです、自分の人生や家族の人生の方が重要ですからね。

理不尽な世界に広がる到底合理的とは思えないルールに従えば、楽でしょう。

人としての尊厳や倫理観を捨て去ってください。歓迎されて、むやみに攻撃されることはなくなります。

ただ、封建的な体制が崩れた時に、助けてくれる人はいません。

非生産的なことを一生続けてください。

自分の権威やプライドや財産を守るのに必死になってください。

気に食わないやつはどこか遠くの方に飛ばし、イエスマンで周りを固めましょう。

立てつくやつを大きな声で叱り飛ばしましょう。「きみぃ! 私に向かってなんだねその口の利き方は!!!」復唱しましょう。

 

もう一つの選択肢は「逃げる」。故山崎豊子さんの小説には、不思議と「逃げる人」はあまりいませんね。

世間ではかなりネガティブな印象をもたれる選択肢ですが、僕は賢いと思ってます。

封建的な体制や今であればブラック企業など。「理不尽な環境」からは逃げるのが一番です。たとえ後ろ指さされて笑われたとしても。

自分にあった環境を見つけ、頑張ればいいのです。世界は広いので、活躍できる場所は探せばあります。

自分で自由闊達な場を創っていくのも一つの考えです。

「逃げる」は、自身のくだらないプライドやこだわりを捨てなければなりません。

理不尽な環境と対決したいのであれば、一生をかけてください。なかなか変わらないんです、封建的な体制って。

 

世の中には理不尽なことだらけです。しかし、簡単にそういう場所を離れる自由があれば、もっと是正される。理不尽な環境で苦しんでいる人は勇気をもって「逃げる」のも正しい選択肢です。