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HASTA LA VISTA BABY

「お仕事」教は偉大なり

「仕事なんだから、それは甘んじて受け止めなきゃ。みんなそうやって我慢してるんだよ。」by 「お仕事」教の人

 

「仕事」の包容力ヤバいよね。何でも受け入れてくれるもんね。

自分は悪くないのに、その会社の看板を背負っているってだけで、たとえお客さんに罵声を浴びせかけられちゃう。

でも、仕事だから甘んじて受け入れなければならないんでしょ。

だって「みんなそうやって我慢して生きている」のだから。

 

みんながやっていること=100%正解。

考える必要なんてない。100%正解ですから。

 

仕事は責任感もって取り組まなければならない。

だって大切なみんなに迷惑かけちゃうから。

だから自分が犠牲になってでもみんなを守らなければならない。

仕事するっていうのはそういうこと。

みんなに迷惑がかからないように、誰かが不利にならないように、社内の人にも社外の人にもたくさん気を遣って、沢山会議もして、いろんな書類作って。

「あぁよかった。今日も誰の気分も害さずに一日を終えることができた。仕事したなぁ」って帰宅する。

 

たとえ誰かが

「仕事で自分を犠牲にしてまでする必要はない。会社にいる以上、すべての責任は会社が負うのだから」とか「会社って営利組織なんだから、利益を生み出すことが最優先。無駄な会議、書類、社内政治に時間を割いている暇があったら、お金を生み出すにはどうしたらいいのか考えようよ。」

といっても「お仕事」教の人は聞く耳持たない。

 

「誰にも迷惑をかけずに立ち回って、迷惑をかけた時は、たとえ自分のせいではなくても全身全霊で謝罪して、時には自分を犠牲にすることもいとわない」のが「仕事」だと思ってますから。

なぜこういう考えに至るのか。答えはシンプル。

「みんなそうやっているから」

それが努力するってことだって心の底から思っているから。

実際、生み出している利益が少なくて、いつまでたってもその会社が成長しなかろうが

会議や書類が実は形だけのもので、何か事が前に進んだわけでもないという状況だろうが、関係ない。

「誰にも迷惑をかけないこと」が一番重要だから。

 

能力に関係なく、年齢が上だからという理由で、役職が上がっていく年功序列も同じ仕組み。

「年上は例外なく敬うべきで、迷惑をかけてはいけない(気分を害してはいけない)存在。だから役職も上なのは当然。」というマインド。

うまく作用した時代もあったようですけどね。だけど今はもう通じない。

もうそんなちんたらしたスピードで世界は動いていない。

 

新入社員がよく言われる言葉。

「まずは周りの人に迷惑をかけないように早く基本的な仕事は覚えよう」

何も知らない新人は基本的な仕事の流れを抑えたところで、確実に迷惑をかけるのに。

沢山失敗して迷惑をかけても、周りの人間がそれを許容して「そこはこうやった方がいい結果になるよ」と声をかける。新人は教わったことを次につなげることによって仕事ができるようになる。

「新人だろうがなんだろうが、迷惑をかけることは許さん。」という基本スタンスが蔓延しているから、失敗した時にメチャクチャ怒る。

「次やったら容赦しないぞ」と言わんばかりに。

新人が失敗したら、教える側が尻をぬぐえないような組織は終わりだろう。

 

あぁ、「お仕事」教徒は今日もどこかで勘違いして生きているのだろうな。