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HASTA LA VISTA BABY

若者は「高度経済成長」時代の話に騙されるな!

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僕たちのおじいちゃんおばあちゃん、いやもっと上の方々が「ガムシャラにがんばったから」経済成長したと呼ばれる”高度経済成長時代”

本当に「ガムシャラにがんばった」人もいるでしょうが、自分の手柄として自慢するほどでもないんですよね、実は。

 

そこを勘違いして「自分たちは24時間働き詰めで日本を発展させてきた」なんて勉強不足もはなはだしい。

ただ重要なのは、そんな人たちを盲目的に尊敬したり、逆になんかよくわかんないけど批判するという態度もアカンということです。

 

しっかり僕たちも勉強していきましょう。

さて、なぜ「高度経済成長」時代の話がそこまで大げさではないのか。

それは当時7つの幸運があったからなのです...

 

 

1、冷戦構造

冷戦とは何だったのか。

 cold war》武力は用いないが、激しく対立・抗争する国際的な緊張状態。第二次大戦後の米・ソ二大陣営の厳しい対立を表した語。人間関係などに用いる場合もある。冷たい戦争

冷戦(れいせん)とは - コトバンク

 簡単に言えば、アメリカとソ連(今のロシア連邦)が戦争はしていないけど、超仲が悪かったということです。

こういった状況の中、当時アメリカの指導者だったフランクリン・ローズベルトは中華民国の総統である蒋介石と仲が良かった。

しかし、後に毛沢東に追われた蒋介石は台湾に拠点を移すのですが、これでアメリカは中国というパートナーを失うわけです。

じゃあ次のアジアのパートナーは誰にしようかということになりますね。

 

そこで”日本”に白羽の矢が立ったのです。

 

超仲の悪いソ連に対峙するための拠点として申し分ない場所にありますからね、日本列島は。

もちろんパートナーなので大切にするわけですよ。ここから日本は経済成長がはじまります。

 

2、若い指導者

はい、かの有名なマッカーサーが日本に来て戦争犯罪人である古い指導者を一掃します。

そのあとに指導者となった人たちは40代前後という若い人たち。

いつの時代も勢いのある若い人々が先頭にたつと大きく前進しますね。

 

3、キャッチアップ戦略

この時に日本のリーダーであったのは吉田茂。

この吉田首相は「アメリカに追い付き追い越せ!!!」と猛烈なキャッチアップ戦略を取り始めました。

軍事力ではなく、経済力でアメリカに追い付いてやろうっていう考え方ですね。

 

4、人口の増加

戦後には、朝鮮半島や中国の東北部(満州)から日本人が帰ってきて、子どもがたくさん産まれます。

人口が増えると、消費が増えるので経済成長する。経済の基本ですね。

これで高度経済成長の土台は完全にできあがりました。

 

5、朝鮮特需

朝鮮特需とは何でしょうか。

1950年(昭和25)に勃発した朝鮮戦争に伴って日本にもたらされた特需。日本経済は好況に転じ、その後成長の軌道に乗った。

 朝鮮特需(ちょうせんとくじゅ)とは - コトバンク

 お隣の朝鮮半島で戦争がはじまりました。

今の大韓民国と北朝鮮の戦争ですね。大韓民国はアメリカが、北朝鮮は中国が支援します。

さて、戦争となるとあらゆる物資が必要です。その必要な物資は近場で調達するのが一番ということで日本からあらゆるものを買っていきます。

この戦争で大きな利益を得ることができました。戦争自体は悪いことですが、経済成長するということも事実なんですよね。

 

具体的には、当然のこととして兵器が売れました。次に石炭や自動車部品。ついで食糧といった内訳です。

サービス面では兵器の修理なんかで儲けていました。あとは建設とか倉庫とか。

戦争に関連するものならなんでも売れます。

 

6、ドッジライン

さて、またしてもよくわからない言葉が。ドッジラインとは何なのか。

1949年(昭和24) GHQ の最高財政顧問アメリカのドッジ(J. M. Dodge1890~1964)によって立案された財政金融引き締め政策。第二次大戦後の日本経済の安定と自立を目標としたもので、インフレの収束と企業経営の合理化、資本の蓄積を促した。

ドッジラインとは - コトバンク

当時は1ドル=360円と決まっていたのですが、これを絶対に動かすなとアメリカから言われます。しかも借金もさせない。

しかし、ハイパーインフレの時代を迎えた時(物価がすごい高くなること)日本はこの厳しい条件下でがんばりました。

そしてこの頑張りにより、ハイパーインフレは収束します。

完全に経済成長の準備が整ったといえるできごとです。

 

7、高度成長

当時の日本はアメリカの基幹産業である自動車、繊維、鉄鋼などを食いつぶしていくのですが、ソ連との対峙を考えると日本は重要な拠点なので、そこも大目に見てくれてました。

 

 ご理解いただけましたでしょうか。

この7つの出来事で日本は大きく飛躍することができたのです。

決して、ただ単純にガムシャラに働いたから成長したんじゃないんです。

 

今回の記事を何度も読み込んで知識を自分のものにしてください。

そうすればむやみに尊敬させようとするおじいさんおばあさんたちに対抗することができますよ。

 

本記事は下の書籍を参考に書きました。

 

この本は良書です。20代はマストで読んでください。

お金の教養だけでなく歴史の教養も身につけることができますよ。

 

メチャクチャ勉強してもっと賢くなろう。