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HASTA LA VISTA BABY

百鬼夜行抄 2巻感想

漫画『百鬼夜行抄』2巻の感想です(ネタバレ少しあります)

 

まずはAmazonから簡単な内容を引用します

主人公の飯嶋律(いいじまりつ)は、 
今は亡き祖父・飯嶋蝸牛(いいじまかぎゅう)から
不思議な力を受け継いだ。

それは、普通の人間には見えない妖魔を見る力。

しかし、見えるだけで他には何の力もない。

そんな飯嶋律と、
さまざまな妖魔との出会いが織り成す魅惑的な不思議絵巻。  

 「水蓮の下には」「見知らぬ花嫁」「神借り」「言霊の木」「雪路」「花盗人」が収録されています

優しい怪談といった感じで、相変わらず落ち着いた世界観です

文庫版なので読むまでにハードルが高いのですが、読み始めると止まらないんですよ

 

さて、感想です

青嵐ってなんやかんや助けてくれるよね。面倒くさがりだけどピンチになったらなんとかやってくれる。好きなキャラクターですね

 

収録されている「神借り」というお話なのですが、民俗学をもとにしていると思いきや調べてもヒットしない。もしかして今市子さんが考えた独自の風習?

だとしたらとてもよくできていますね

 

作中では「神借り」というのは、毎年2月26日に山の神が下りてきて、田の神になり、10月12日に山に戻る。村の家長は体を清め、2月26日に神をむかえにいき、神を借りてくる、ご神体を神棚に飾り、10月12日に元に戻すという風習を指します

 

ご神体に呪殺されてしまう~とパニックになっちゃう話なんですけど、まぁこうやって民俗学らしきものを題材として、話をつくっていくスタイルはすごいなぁと思いますね。なかなかないですもん

 

サスペンス感もあって、ハラハラドキドキな展開でした

 

「花盗人」という話は、お見合いで晶が相手の男性との交際をいろんな理由で断ってしまうんですけど、相手の父が激怒。妄執に駆られたその父親は嫁ぐまで言い続けると執着し始めるのです

 

結局は呪いのせいということで、これを解除し、ことなきを得るのですが...

怖い。確かに怖いのだけど、すごい綺麗にまとまるんですよね

 

コメディ感もあって怖さもある。本当に面白い作品です