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HASTA LA VISTA BABY

コウノドリ 1巻感想

漫画『コウノドリ』1巻の感想です(ネタバレありです)

 

まずは、あらすじをご紹介します

出産は病気ではない。だから、患者も家族も安全だと思い込んでいる。毎年この産院で行われる2000件の出産で、約300件の出産は命の危険と隣り合わせだ。その小さな命が助かることもあれば、助からない時もある。100%安全などあり得ない。それが出産。年間100万人の命が誕生する現場から、産科医・鴻鳥サクラの物語。

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 これは本当に男女問わず読んでほしい。中学生も高校生も大学生も社会人もみんな読んでほしい

学校じゃ習わないんですよね、「出産する」ということについて

正直、僕もよくわかっていないです。でもこの漫画で「妊娠・出産についてもっと知らなければならない」と思うようになりましたね

 

まずは「未受診妊婦」について

いわゆる「野良妊婦」といわれていて、出産の段階に至るまでに病院で受診していない、検査をしていない妊婦のことを指します

 

正直、病院にとっては迷惑だそうです。なんてったって、今までのデータが皆無ですからね。母体が感染症にかかっているかとか、赤ちゃんの状態がどうだとかわからない状態での出産ですから

 

迷惑だからといって、助けないわけにはいきません。母親が未受診であったことは赤ちゃんには非がないのですから

お金がないからなどいろいろ事情はあるのでしょうが、それも産まれてくる赤ちゃんには関係のない話

 

未受診でいることは、赤ちゃんにとって虐待に近いことなんだって

妊娠初期には母体合併症にかかっていないかを調べることが非常に重要だと鴻鳥先生はいいます

場合によっては赤ちゃんの命にかかわってきますからね

 

検査は安全に出産するために、必要なことですので、必ず受けてほしいです

 

次に「切迫流産」について

流産になりかけている状態を指し、妊娠22週未満で子宮から出血することです

なので、必ずしも流産というわけではないんですね

 

作中では羊水がまだ残っている状態なので、流産・死産になる可能性はそこまで高くなかったのですが、24週で出産となると、慢性呼吸不全脳性麻痺などの症状が赤ちゃんに発症する可能性が非常に高くなります

 

また、妊娠週数は早い段階での帝王切開は、母体への影響が大きいのです

出産は赤ちゃんのことはもちろん、母体への負担も考慮しなければなりません

 

帝王切開も簡単にできることではなく、多量出血や感染症にかかってしまう恐れがあるのです

 

最後は淋病について

淋病は性感染症の1つなんですよね

1回の性交渉で感染する確率は30%と高い病気です。避妊具を着用するなどして必ず防ぎましょう

 

母体にも淋病が感染した状態で赤ちゃんを出産するとなると、赤ちゃんも淋病にかかってしまう可能性があり、関節炎、肺炎、敗血症、最悪は失明になってしまう可能性があるとのこと

 

これ、奥さんに「淋病の検査しない?」とか言いにくいですよね

言ったとしても、確実に信用を失います

 

出産というのは決して簡単なことではなく、恐ろしいほど多くのリスクがある中、行われることなのです

僕たち男はパートナーが妊娠した後、できることは限られています

代わりに産んであげることなんてできませんからね...

 

だからこそ『コウノドリ』のような漫画でもいいから知識を最大までいれておく、不測の事態に男がすぐに動けるようにすることが最大限できることなのではないでしょうか