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HASTA LA VISTA BABY

インベスタ―Z 1巻感想

漫画『インベスタ―Z』1巻の感想です(ネタバレありです)

 

まずは、あらすじからご紹介します

お金って何だ?

創立130年の超進学校・道塾学園に、トップで合格した財前孝史。

入学式翌日に、財前に明かされた学園の秘密。

各学年成績トップの6人のみが参加する「投資部」が存在するのだ。

彼らの使命は3000億円を運用し、年8%以上の利回りを生み出すこと。

それゆえ日本最高水準の教育設備を誇る道塾学園は学費が無料だった!

「この世で一番エキサイティングなゲーム、人間の血が最も沸き返る究極の勝負......それは金......投資だよ!」

*裏表紙から引用

 藤田金七が創設した超進学校・道塾学園にトップの成績で入学した財前くんは、お父さんがお金大嫌いな数学教師、お母さんが専業主婦、そして妹の愛子の4人家族です

 

お父さんは家の中でお金の話をすることを毛嫌いします

投資、お金の運用などはもっての他といった感じです

 

財前君は入学式を終えた後、一人の上級生に連れられ、地下の部屋へ...

そこでは麻雀を楽しんでいる、他の上級生たちがいました

 

財前くんは誘われて、ルールを知らない麻雀をやることになりますが、案の定負けてしまうんですね

そこで、いわれた言葉は「誘惑に負けるヤツ、ルールもロクに知らないのに首を突っ込むヤツは結局はカモになるんだよ」というキツイ一言...

 

なんという理不尽な、と思うかもですが、結局は自分でやってみようと思って参加し、案の定負けたわけですから、自分のせいです

 

さて、この麻雀をやっていた怪しい集団の正体は「投資部」ということが判明します

道塾学園はこの「投資部」の資産運用によって存続してきた学校なのです

 

毎年、学年トップが入部を秘密裏に義務付けられている「投資部」ですが、財前くんは野球部志望でしたので、一度断わります

 

しかし、ここでも言われてしまいます「一流になれないもの目指してどうするの」と...

 

そうです、頑張ることそれ自体に意味があるというのは、現在の自分を正当化するだけのフレーズで、一番になれないフィールドで頑張ってもそれは正しい努力といえないのです

 

世の中にある利益を最大化するには、各々が苦手で成果が出るまでに時間がかかることは止めて、自分が好きで得意なことをしなければいけないのですよ

 

投資を始めることとなった財前くんはいきなり100億円を運用することを命じられます

勉強してから何かをやろうとする財前くんの姿勢にキャプテンは、株はギャンブルなのだから勉強するなと叱責

 

確かに勉強してからじゃないと始められない人って何もかもスタートが遅くなってしまいますよね

どうせ最初は失敗するのだから、さっさとチャレンジしちゃえばいいんですよ

 

1巻はですね、そもそもお金ってなんなの?っていう部分がメチャクチャわかりやすく説明されているんですよ。ちょっとシェアしますね

段階①

お金という概念が誕生したのは約4500年前です

最初は、直接相手にあって、物々交換をしていました

 

しかし、相手との距離が遠かったり、交換されずにいるものは廃棄する必要があり、無駄が多くなってしまったのです

 

そこで、登場したのがお金の概念です

ようするに、みんなが「無いと困るもの」の交換レートを固定して、単位を決めたのです

 

物々交換時代は、相手のことをうたがってかかっていましたが、お金の出現によって、相手を信頼できるようになりました

段階②

しかし、無いと困るものは品質が安定していない上、持ち歩くのが困難でした

そこでアテナイで登場した銀貨が、交換手段として取って代わります

 

おかげで、人々の交易が急激に活発化します

人口も増加し、通貨の量も急増します

しかし、通貨の量に対し、モノの供給量が追い付かなくなり、アテナイは衰退します

段階③

アテナイの次に発展したのがローマ帝国です

ローマ帝国では様々な通貨を乱発、資金繰りが追い付かず、通貨の価値を下げるという禁じ手をつかいます

 

ドンドン通貨自体の価値が下がり、架空のものに価値を感じる時代に突入します

段階④

そこに訪れた「大航海時代」です

航海術が発展し、他の国との貿易が非常に活発になるのです

 

スペインが銀山を独占し、猛烈な力を有するようになります

ここで、世界で最初の通貨「ペソ」が登場するのです

 

しかし、さすがの「ペソ」も供給量が追い付かなくなり、錬金術が流行り始めます

段階⑤

でも、気付いてしまうのです「別に通貨じゃなくて、紙幣でよくね?」

大航海時代にはじまった、経済の膨張は、紙幣の登場によって大爆発します

 

そして金融の時代がやってくるのです!

大航海時代では、船が難破して、一人が大損するのを避けるため、リスクを分配していました

1602年に東インド会社が設立され、投資が事業になり、金融が市場化します

 

これを後押ししたのが「銀行」です

大航海時代では貿易で一儲けしようと、投資のために銀行にお金を借りていきます

銀行は借用書を担保にさらに大きな金を貸していき、ドンドン大きくなっていきました

そして今に至るのです

 

お金とはある意味では魔法なんですね

何かを発端に人口を増やしたり、人々の生活を豊かにしたり、コミュニケーションを活発化したりと様々な影響を与えます

 

今では仮想通貨がおもしろい動きをしていますね

投資対象として非常に魅力的ですでに先行者が勝者となる構図がみえてきています

 

『インベスタ―Z』は1冊で大きな情報を手に入れることができます

ぜひ読むことをお勧めします