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日本で1番「経験豊富」な男です

インベスターZ 2巻感想

漫画『インベスターZ』2巻の感想です(ネタバレありです)

 

まずは、あらすじからご紹介します

成績トップで入学した結果、野球部を諦めて投資部員となった財前孝史の初投資。

30億もの資金をつぎ込んだのは、自分が好きなゲーム会社だった。

利食い、損切り、リスクヘッジ……。

財前に叩き込まれる、あまりに無鉄砲な道塾投資部130年の教え。

初めての投資でも絶対に負けたくない13歳が導きだした勝利の鉄則とは。

*裏表紙から引用

 あらすじにもあるように見事、投資部に入部した財前くんはさっそく投資を始めます

これ、「僕はどうしても入部したくないんです!」っていったらどうなるんだろう

成績2番目の生徒を勧誘するんですかね。漫画なのでそこはスルーしておきましょう

 

ところでみなさん「利食い」「損切り」について説明できましょうか

作中では利食いが「株があがったら売って、利益を確保すること」損切りが「株が下がったら、売ってそれ以上の損失を防ぐこと」と言っていますね

 

神代パイセンは「株は法則にのっとってやれ!」とアドバイスをします

つまり感情で動くと大失敗するよってことです

さらに投資部は学校経営の根幹部分を担っているわけですから、暴走するわけにはいかんのです

 

基本的には利食い20%、損切り10%が鉄則となるようです

つまり20%上がったら売って、利益を確保。10%下がったら打って、大きな損失をふせぐということです

 

ところが、財前くんは自分が買った株の値が下がってしまい、損失を出してしまいます

怒られると思ったら、みなさん「別に...」といった態度

なぜなら、彼らは「投資について議論をしない」と決めているからです

 

議論をはじめると、どうしても自分のこだわりが出てきてしまう

こだわりというのは投資をする際にもっとも必要のないものです

あくまでルール、法則に従って投資活動をする。これが鉄則です

 

あなたは、プロスペクト理論ご存知でしょうか

プロスペクト理論とは、リスクを伴う意思決定が期待値にそのまま従って行われるのではなく、その人が置かれた状況によって左右されることを定式化しようとする理論のことをいう。

プロスペクト理論とは - コトバンク

投資でいうと、最初に50万円を損したときより、追加で50万円を損したときの危機感がやわらいでしまうのです

この心理がはたらくと、これ以上50万円を損したくないというより、もっと利益がでるかもと損切りできず、お金を持ち続けてしまうのだとか

 

他にも新出単語が出てきますので、しっかり頭に叩き込みましょう

東京証券取引所(東証)

東京にある世界第三位の証券取引所であり、東証一部、二部、マザース、ジャスダックは全部、東証が運営している。

東証一部は大企業向けで二部より審査基準が厳しい。

 

マザース、ジャスダックは新興企業向け市場であり、ジャスダックは老舗企業もあり、マザースはIT系が多い。

 

さて、財前くんは神代パイセンをぎゃふんと言わせるため、完徹して投資について勉強し、レポートを作成しました

ところが、神代パイセンにみせたところソッコーでゴミ箱にぶちこまれます

 

神代パイセンが興味あるものは数字という結果のみ

いくら勉強したことを見せつけたって、結果が見えなければ意味がない

そして、投資は勉強できるものではないと言い放ちます...

 

神代パイセンは「投資は勉強できるものではない」という言葉の真意を理解するまで、投資部の部屋を出入り禁止にすると宣言します

 

んで、財前くんは答えをもってきました。それは「投資は自分で問題をつくり、真っ先に解決すること」そして「未来を予測する力が大切」というもの

神代パイセンには合格をもらっていました

 

机にについて本を片っ端から読み漁っても、そこにあるのは既知の知識です

もちろん過去の歴史を知ることは、現在の位置を正確に知るのに必要なことですが、それだけではダメで、やはりこれから何が起こるかということを、自分の中であらゆる問いを立てて、見通さなければならないわけです

 

それが「投資は勉強できるものではない」という言葉の真意のようでした

 

そして場面は投資部ミーティングです

神代パイセンが今の状況を把握できるように各個人が現状を報告します

いざ自分の思い通りに市場が動いたときに、すぐに動けるように今のポジションを整理しておき、下準備おこなうのが一流というものという趣旨の話がありましたね

 

んで、ゴールドラッシュの話になります

ゴールドラッシュとは?

  新しく発見された金鉱に人々が殺到すること。特に、1849年に米国カリフォルニアで起こったものをいう。
 国際金融市場で、金に対する買いが殺到すること。

ゴールドラッシュとは - コトバンク

 1,849年に起きたゴールドラッシュで、まんまとスコップもって金を掘りに行った奴に資産を築けたものはひとりもいない

 

多くの人が殺到するような場所には、資産になるようなモノは一つも残っていないのです

じゃあゴールドラッシュで儲けたのは誰か

それは金を掘るためのツルハシを売った人休憩場所としての大衆居酒屋を経営した人大量の人員や物資を運ぶための鉄道をもっていた会社です

 

投資でいうと、例えば、円高のときに輸出株をせっせと買い込んでいた人が、円安になったときにぼろ儲けするという仕組みです

 

宝の山に群がるのではなく、荒野を宝の山に変える人が大金持ちになれるのです

 

この考え方は投資に限らず、なんでもいえることですね

他の人と同じことをやっていてはいけないのです

今注目されていないけど、おそらくこれから注目されるぞという部分をみつけ、早々にアプローチをかけていく

 

2巻も盛りだくさんで、学習すべきことがいくらか明確になりました