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日本で1番「経験豊富」な男です

インベスターZ 3巻感想

漫画『インベスターZ』3巻の感想です(ネタバレありです)

 

まずはあらすじからご紹介します

道塾学園投資部で奮闘する財前孝史の前に、道塾創設者の玄孫、藤田美雪が現れた。

9歳から株を始め、1万ドルを2000万円にまで増やした同級生の美少女に、闘争心をかきたてられる財前。

そして美雪も、自身が通う超名門女子校・桂蔭学園で「女子投資部」を設立!!

友達とともに、10万円からの個人投資を始める。

セブン‐イレブン、セコム、ヤクルト......

確実に儲かる株は、はたしてどれか。

財前と美雪がそれぞれたどりついた結論とは?

「よし。この株、買いだ!」

*裏表紙より引用 

 今回、新登場した藤田美雪、すでに2000万円の資産をもってるスーパーな美少女(?)です

*話はとても面白いのですが、画力がアレなので、美少女かどうかよくわからない...

 

偶然出会った財前にいきなりからんできます、8%での運用はファイティングスピリッツが欠けている!といった感じでね

 

んで、自分へのご褒美として買った高級時計をドヤ顔で財前にみせますが、財前に一蹴されてしまいます

高級時計は販売店が一等地に建っているうえ、膨大な広告費を支払っているので、時計そのものの価値は、思っているほどないと... 君は投資家として3流だと...

 

僕も賛成なのですが、やはり「高いから買う」というのは意味わからなくて、自分の中で絶対的な価値観があって、それをもとにモノを買うのが豊かですよね

 

そのあと、美雪は桂蔭学園でガールズ・インベスターPという女子投資部を3人で立ち上げます

 

 未成年が口座開くには、親の同意が必要なんですねぇ

 こちらのサイトで未成年向けの証券会社の選び方を紹介しています

kabukiso.com

 

中学生とか高校生の段階で株式投資にチャレンジしてみたいと伊気持ちは素晴らしいと思います

学校ではいろいろ習いますが、お金のことは教えてもらえませんからね

 

株式会社とはなんでしょうか

作中で紹介されているので、ざっくりポイントだけ

会社が事業を動かすための資金を調達する方法は主に2つです

1.銀行から融資してもらう

2.株を発行して、それを買ってもらう

 1の場合は担保が必要です。つまりお金を貸すだけの資産をもっていることが必須ということです

世の中には多くの株式会社があり、われわれの生活はそれらの働きによって支えられているのです

 

さて、さっそく口座を開設して、お金を運用しましょうという話になりましたが、美雪はそれを止めます。

なぜなら、投資活動というものは本気になって取り組むべきもので、簡単にお金をだしていいものではないから

 

最初はトレダビという投資ゲームでシミュレーションしましょうという話になりました

トレダビのサイト→https://www.k-zone.co.jp/td/

 

中学生なのでそれでいいと思います。リスクはもちろんあり、それの責任を取り切れませんよね

しかし、大人はいきなりシミュレーションなんてやらずに、自分の資産を実際に投資して、マジメに取り組んだほうが大きなものを学べるのではないかと思います

 

美雪の敬愛するウォーレンバフェットの話になりました

投資の話をするときに彼の名前は忘れてはいけませんね

 

彼は元金1万ドルで投資をはじめ、現在は9兆円の資産をもつ大富豪にまでなりました

withnews.jp

現在受け取っている毎年の報酬は900万円程度で、死んだら資産の99%を慈善団体に寄付すると公言しています

本当のお金持ちの考え方をしていますよね。自分ですべて保有するより、まわりに分け与えた方が社会のためになりますから

 

彼の言葉に「自分自身が得意な分野で一生懸命働けば、それだけ社会が富む」というものがあります

苦手な分野で歯をくいしばってがんばっても、誰のためにもならないということですね

根性論一辺倒の人に聞かせてやりたいよ、ほんと...

 

そして、彼の言葉がもう一つ「リスクは自分が何をやっているかわからない時に起きる」

彼は株を買う時、その会社について論文が一本書けるくらいまで勉強します

自分がなぜその会社に投資するのか明確にしてから、投資するんですよね

 

さて、次は日本の子どもの経済観念は優れているという話です

日本の子どもは、多くがお小遣いをもらうことができますよね

海外では子どもにお金をわたすということはほとんどないようです

 

お小遣いの使い方を自分で考えて、何に買ったら自分の効用が最大化するか(満足感を満たすこと)を考える習慣が身についているわけです

 

なので、お年玉を「お母さんが預かっておくね」といって取り上げてしまうのは、子どもの学習の機会を奪っているということです

ナンセンスなので、お金を自分でつかわせて、何をしたらどれだけ減るかを考える習慣をつけさせて下さい

 

日本人は投資がへたくそだと言われがちですが、アメリカのシカゴで商品取引所がうまれる約100年前から、日本には商品取引所があったようです

 

日本人は本来投資が好きだし、得意であるはずなのですが、戦争がそれをとめてしまいます

 

第二次世界大戦で、日本では投資より貯蓄をするようになってしまいました

なぜなら、戦争資金を調達したいのに、それを国民が自分たちのためだけに使うようになってしまったら、調達できないんです

 

ですので、政府は国民に対し、貯蓄をしないやつは非国民だということを強調するプロパガンダをうちます

その流れは現在まで尾をひいており、国民は銀行にお金をあずけるべきだという常識が根付いてしまいました

 

政府にとっては好都合で、そこから得た税収から、愚策にもお金を融通できるようになってしまっているのです

 

昔の日本には「無尽講」という庶民間でお金のやりとりをする小口金融が存在していました

銀行からお金をかりることは、担保がどうだのなんだので非常に面倒なので、民間でやり取りしてしまおうというコンセプトです

 

日本人は昔は投資が大得意だったということですね

ビットコインなどの仮想通貨が、日本人に人気になりつつあるのは、投資好きがDNAに組み込まれているからかもしれませんね