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HASTA LA VISTA BABY

『リメンバー・ミー』が伝える「人間の死」

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2018年3月17日に『リメンバー・ミー』を観に行きました。

第90回アカデミー賞で2部門を受賞した名作です。

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実際ね、名作でした。久々に映画をみて涙を流したと思います。

テーマも深いもので、本当の「人間の死」というものを教えてくれました。

『リメンバー・ミー』では死者の世界での話が主となります。

死者の世界では、生者の世界で全員に忘れられると消えていってしまいます。

 

ようするに「二度目の死」をむかえてしまうのです。

肉体的な死観念的な死という2つの「死に対する見方」をみせてくれるのです。

 

僕自身、まだ周りの人間が亡くなってしまうという経験をあまりしたことがありません。

父方の祖父が亡くなっていますが、僕がまだ小さいころで、その時の感情は残念ながら覚えていません。

 

しかし、誰にでも「肉体的な死」はおとずれます。

僕の家族や友達はいつかいなくなってしまう。そこで残された者は「死」というものをどう克服していくか。

最初は深い悲しみにくれてしまうでしょう。容易に想像できます。

 

そこで『リメンバー・ミー』が伝えてくれる考えが支えてくれのだと思います。

”本当の「人間の死」とは「人に忘れられた」とき”ということです。

 

もう触れることができない、話すことができないということはとてもつらく、悲しいことです。

しかし、大切な人たちが亡くなったときに、自分自身が死ぬまで必ず忘れないと心に誓うことで乗り越えていけるのだと思います。

 

『リメンバー・ミー』では死者の世界にフォーカスされていますので、忘れないでいることが亡くなった人たちのためになっていますが、「いつまでも覚えている」ことで真に救われるのは生きている人たちです。

 

 

いつか必ず訪れる死をどう受け入れるか。

そして自分が亡くなったときに関わった人たちに覚えてもらうにはどうしたらいいか。

そんなことを考えさせられました。

 

「記録より記憶にのこる」こんな名言がありますが、本当にその通りだと思います。

 

映画自体のストーリー進行はテンポがよく、テンションがグワーーっとラストにむかって上がってきます。

映像もきれいで、カラフルな死者の世界にひきこまれてしまいます。

 

歌を一つのテーマとしているので、自然と歌がはいってきます。

ミュージカル映画にあるセリフが歌になるということはなく、歌うべき場所で歌をうたいます。

僕はミュージカル映画好きですので、セリフが歌になっているのも、もちろん好きですよw

 

そして最後に涙を流してしまいます。

どういった背景でそうなるのかは、映画を観てからのお楽しみ。

素晴らしい映画ですので、一度観てみてはいかがでしょうか。