NOW UPDATING...

日本で1番「経験豊富」な男です

『不祥事』はエンタメ小説。行員の悪事を暴いていくよ!

f:id:updateplan:20180926191528p:plain

僕にとって129冊目となる『不祥事』の感想になります。

 

『不祥事』のあらすじ…

トラブルを抱える支店を訪問し、指導し、解決する部署に異動になった花咲舞は、驚異の事務処理能力を持つ女子行員。特殊な習慣と歪曲したモラルに管理されたメガバンクに対し、歯に衣着せぬ発言力と、相手を張り飛ばす行動力で、彼女は組織に立ち向かう。新ヒロインが大活躍する、痛快銀行ミステリー誕生。

「BOOK」データベースより

 本記事の内容

・行員の悪事を暴くエンタメ小説!

・実際はこんなにうまくいかないのでマネしないように

 行員の悪事を暴くエンタメ小説!

『不祥事』の著者は「半沢直樹シリーズ」で有名な池井戸潤さん。

元銀行員の経験をいかして、行員の社内事情をエンタメ化した作品が多いです。

 

今回の作品は脅威の事務処理能力を持つ花咲舞が行員の悪事を次々と暴いて、銀行内の腐敗したモラルを叩きなおす小説です。

 

とにかくこの花咲舞は正義感が強く、相手が上司だろうとなんだろうと、歯に衣着せぬ発言をしたり、場合によっては張り手をくらわすことがあるのです。

 

悪事発見→推理→反撃→失敗→決定的な証拠発見→再反撃→勝利というミステリ小説の王道ルートをたどった展開になるので、わかりやすいですし、最後の反撃が成功したときは胸がすくような気持ちになります。

 

『花咲舞が黙ってない』というタイトルでドラマ化もされてますよね。

www.ntv.co.jp

 

実際の銀行が腐敗しているかはわかりませんが、友だちの行員がすぐに鬱になって辞めていく様子をみると似たような状況なのかなと思ってしまいますね。

実際はこんなうまくいかないのでマネしないように

さて、どの会社にも「こいつどうにかしてやりたい!」という先輩や上司はいるでしょうが、感情的になって、本作のような行動を起こすと人生が破滅しかねません。

 

不条理な状況に耐えることができない場合は辞めるか、水面下で着々とひっくり返す準備を整えることなんですよ。

丸腰でいくと必ず痛い目にあいます。地道な準備がダメ組織をひっくりかえすことができるのです。

 

その準備はもしかしたら数年かかってしまうかもしれません。そう簡単に組織というものは変わらないのです。

 

とにかく訴えるに足りる証拠をあつめたり、何人かで力を合わせるのです。

まちがっても単独で何の証拠もないままやり返さないことですね。

 

僕の中では「辞める」ことをおススメします。

そんなダメ組織にいつまでもいる必要がないですし、ダメ組織って直接手を下さなくてもいつのまにか市場から淘汰されるんですよ。

 

傍からみたら花咲舞のような行動はカッコいいですけど、現実はそんなにうまくいかないことを肝に銘じましょう。