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HASTA LA VISTA BABY

『告発者』は実際あった大手銀行の頭取のスキャンダルを題材とした作品

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僕にとって130冊目となる『告発者』の感想になります。

 

『告発者』のあらすじ…

権謀術数が渦巻く出世争い。欲望、嫉妬、裏切りが引き起こす情報操作―メガバンクが生み出した「合併」の弊害に悩まされる広報部員・裕也のもとに、写真週刊誌が頭取のスキャンダルを入手したいという情報が入る。事実確認に追われる彼が掴んだ驚愕の真相とは?密告者の狙いとは?銀行を知り尽くした著者だからこそ物し得た超リアル企業小説。

「BOOK」データベースより

本記事の内容

・実際にあった頭取のスキャンダルが題材の小説

・分厚いが、ストーリー展開は単純明快

実際にあった頭取のスキャンダルが題材の小説

2008年にメガバンクである、み〇ほコーポレート銀行の頭取がテレ東の美人記者と路チューしているところを写真に撮られ、責任を追及されたことがありました。

 

結局、引責辞任などはせずにそのまま特別顧問になったところが銀行のすごいところですが、本作品はこのスキャンダルが題材となっています。

 

 

このツイート内容に沿った形で物語は進んでいきます。

池井戸潤さんの『不祥事』もそうですが、銀行内は正義感が強いと大変な目にあうケースが多いみたいですね。

www.update-plan.com

 

勧善懲悪な展開なので、純粋に不正やスキャンダルを起こした人間に最大限のカウンターパンチを食らわせる小説が好きな人は、この小説を楽しむことができると思います。

分厚いが、ストーリー展開は単純明快

500ページ弱あるので、けっこう分厚いし内容はカタいイメージがあるのですがストーリーはTwitterでサクッとアウトプットできるくらい単純明快です。

 

銀行員の話って頭取や上役のまわりにいる金魚のフンみたいな役割のやつがとっちめられるケースが多いのですが、今回は頭取にフォーカスしている点がおもしろいと思いました。

 

ググれば頭取のスキャンダルに関する記事がたくさん出てきますので、それを読みながら、小説を楽しむとより想像力をはたらかすことができていいかもしれませんよ。