NOW UPDATING...

日本で1番「経験豊富」な男です

『破天荒フェニックス』を読んで「アツい会社っていいなぁ」と思った話

*本記事は2018年12月10日に更新されています

f:id:updateplan:20181210204639p:plain

 

フリーランスVS会社員論争に終止符を打つような本に出会うことができました。

それはメガネの販売店であるOWNDAYSの再生物語をえがいた『破天荒フェニックス』という本です。

 

あらすじ

2008年2月。小さなデザイン会社を経営している田中修治(30歳)は、ひとつの賭けに打って出る。それは、誰もが倒産すると言い切ったメガネチェーン店「オンデーズ」の買収―。新社長として会社を生まれ変わらせ、世界進出を目指すという壮大な野望に燃えていたが、社長就任からわずか3か月目にして銀行から「死刑宣告」を突き付けられる。しかしこれは、この先降りかかる試練の序章に過ぎなかった…。

「BOOK」データベースより

 結論として「フリーランスだろうが、会社員だろうがアツい思いをもっていれば面白い」ということです。

本書にはフリーランスのことについて特に書かれてはいないのですが、僕の中で決着がついたという感じです。

 

本書で描かれている(実話ですが)話はまさに読んでいるだけで胃がキリキリしてくる修羅場ばかりで、自分だったら何回死んでるんだろうと思うくらい追い込まれます。

 

本記事では『破天荒フェニックス』について書きたいと思います。

くわしい内容は書かずに、僕が学んだことと「アツい会社っていいなぁ」と思った理由について書きます。

本記事の内容

・勝負をかけるタイミングがすごすぎる

・本当に追い込まれても、情熱があれば誰かが助けてくれる

・会社でしか味わうことができない規模の修羅場

 勝負をかけるタイミングがすごすぎる

さて、あなたは「勝負をかける」としたらどのタイミングでかけますでしょうか?

多くの人は「ある程度成功して安定してきたら次の勝負をかける」と考えますよね。

 

しかし、OWNDAYSの田中社長は違います。

なんと1発目で成功する兆しがある段階で次の勝負にうって出るのです。

 

シンガポールに店舗を出して、1店目で成功している感じが出ている段階で台湾への進出を決めてしまうのです。

 

会社員としたら、メチャクチャ振り回されてたまったもんじゃないと思うかもしれないのですが、社長の命令ですし、社長の決断力についていこうという人がまわりにいるのでみんな食らいついていきます。

 

このタイミングの早さ、行動力の大きさには度肝を抜かれましたね。

まさに破天荒といった感じで、すさまじい勢いで次の決断をして実行していまいます。

 

OWNDAYSが再生するまでの間、一度もブレーキを踏まずに勝負にうってでる姿勢は個人として見習わないとなぁと思いましたし、ここまで強大な決断力をもつ社長のもとで働けている社員はうらやましいなぁと思ってしまいました。

 

僕が新卒で入社した会社は、会社として勢いがあって次々と新しいことをして、2週間に1回くらいのペースでシステムが変わるというハイスピードっぷりでしたが、過酷で無意味な研修をするなど、従業員を大切にしていなかったので、ついていこうとは思えませんでした。

 

2社目は化学業界という安定した地位にあぐらをかいて、新しいことはしないし、社長には決断力があったのですが、社内でセクハラ疑惑があがっているなど信用性に欠ける社長なのでついていこうとは思えませんでした。

*実際に「これ訴えられたら終わるな…」という場面を何回かみています。

 

OWNDAYSのように社長自ら動いて、汗と涙を流し、血反吐をはくようなツライ目にあいながらも前にすすんでいく姿勢をみたら「この人のために働きたい」となりますし、そんな人の元で働いたら、自分も肝がすわるようになります。

 

そういった意味で「この感覚は会社員じゃないと味わえないだろうな」と思いましたね。

本当に追い込まれても、情熱があれば誰かが助けてくれる

上記の通り、田中社長には「OWNDAYSをなんとか再生しよう」という情熱があります。

もちろん中には(とくに高年齢の人)は彼に反対の姿勢をとる人もいますし、露骨に邪魔をしてくる人もいます。

 

しかし、資金繰りが1億円ショートしそうでも、3億円ショートしそうでも必ず彼にはいいタイミングで救いの手を差し伸べる人がいました。

 

「運がよかった」といえばそれまでですが、これは田中社長の情熱が引き寄せた運なのではないかと思っています。

本気の人には神様から必ず救いの手がさしのべられるんだなぁと同時に安易に人に頼る前に自分は本気でやっているのかを確認したほうがいいなとも思いました。

 

これは会社員であってもフリーであっても変わらないと思います。

自分の決断で何かをはじめ、それがうまくいかなくてドン詰まりになっても「どうにかしたい!!!」という強い思いがあれば誰かが絶対に気付いてくれますよ。

会社でしか味わうことができない規模の修羅場

「数億円の資金が足らなくなる」という状況を一手に引き受けて対処するなんて、会社として大きな規模でビジネスしないとなかなか味わえない体験です。

 

末端の社員はこの修羅場をあまり重く受け止めないかもしれませんが、上層でこの問題に直面している側にとってはまさに首を吊りたくなるような状況で、個人でビジネスしている人にはとうてい味わえない修羅場でしょう。

 

個人で体験するとしたら矢沢永吉さんレベルの人じゃないとね…

*矢沢永吉さんは35億円の詐欺事件にあっています。

 

社内の説得、銀行との融資相談や支払い延長の交渉、資本家からの裏切り、元社員からの嫌がらせetc....

僕だったら鬱になって、ソッコー首吊ってますね。ヤバすぎる。

 

とにかく働き方なんてどうでもよくて「自分がいま”人生をかけてもいい”と思えるくらいの情熱をぶっ込めることはなんですか?」ということですね。

 

フリーランスVS会社員論争なんてマジでくだらないからやめよう。