宿無し四国八十八箇所巡礼【12日目:23番~20番】

*本記事は2019年1月28日に更新されています

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「宿無し四国八十八箇所巡礼11日目」に引き続き12日目の報告をします。

結果的に目標通り20番札所までいくことができました。

 

文化の森駅から徒歩14分くらいのところにネットカフェがあるため、そこで就寝しました。

この旅でネットカフェで寝ることに慣れてしまい、最初のころと比べてだいぶリラックスできるようになっています。

 

しかし、もともと野宿をメインにする予定であったため、じゃっかん「これでいいのだろうか?」という感じが頭にあります。ルールから外れているわけではないんですけどね。

 

さて、この12日目から本格的に徳島編をスタートしました。

23番札所「薬王寺」から20番札所「鶴林寺」までの道のりをレビューしていきます。

本記事の内容

・厄落としで名を馳せている23番札所「薬王寺」

・地元民がイベントをしていた22番札所「平等寺」

・ロープウェイ最後の場所21番札所「太龍寺」

・ギリギリ間に合った20番札所「鶴林寺」

・13日目に目標としていたこと

厄落としで名を馳せている23番札所「薬王寺」

まずはじめにいったのは23番札所「薬王寺」になります。

電車の広告で「初詣なら薬王寺」と書いてあり、けっこう大きなお寺になります。

 

「厄落とし」のお寺として有名であり、42歳の弘法大師がきて、厄除けのために薬師如来を建てたという話があります。

それゆえ、厄落としの根本道場といわれているんですよ。

 

日和佐駅から徒歩10分でつきます。

遠くからでも高さ29mの瑜祇塔(ゆぎとう)をみることができるので、駅から地図をみなくてもたどり着くと思います。

地元民がイベントをしていた22番札所「平等寺」

新野駅から徒歩で30分程度歩くと着きます。

地元民が平等寺でイベントをやっていました。鬼のコスプレをしたりなんだか楽しそうでしたよ。

 

平等寺にいくまでに、おじさんに話しかけられました。

逆打ちでまわっていることを伝えると「今日中に鶴林寺に行くのは無理だな」といわれました。

 

無理だなといわれたら逆に燃えてきませんか?

正直、前日に立てた予定では鶴林寺にギリギリ入れるか入れないかの瀬戸際だったので、おじさんの言っていることはあっています。

 

しかし、このおじさんの発言で「絶対に間にあってやる!!!」という決意を固めました。

ロープウェイ最後の場所21番札所「太龍寺」

鶴林寺にまにあうために、猛スピードで歩いていきます。

平等寺から21番札所「太龍寺」までは約13kmということで、この道をほとんどノンストップで早歩きで進んでいきます。

 

本当に人が住んでいるのかと思うくらい、何もない山の中をずんずん進んでいきます。

どうやら太龍寺付近の町は人口が9,000人程度ということで、あまり人に会わないのも納得です。

 

この太龍寺までの歩き遍路ルートもあるのですが、今回はロープウェイで登っていきました。

85番札所「八栗寺」66番札所「雲辺寺」に次ぐ、3番目のロープウェイです。

料金体系は下記の表通りです。

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出典:太龍寺ロープウェイ│TAIRYUJI ROPEWAY

 

太龍寺は弘法大使が修行をしていた場所です。

ここで、「空」という名前を思いつきます。(空海の「空」です)

 

ロープウェイはかなり高いをところを飛んでいます。

通常は20分ごとの運行(00分、20分、40分)なのですが、当日は風が非常に強かったため、30分ごとの運行に切り替わっていました。

 

歩きながら、風の強さを感じていたため、「もしロープウェイが運行していなかったらどうしよう」とずっと考えていました。

風の影響で30分ごとではありますが、とりあえず動いているようなので安心しました。

 

ロープウェイから広大な景色はもちろんのこと、山中につくられた銅像もみることができます。

すでに絶滅宣言されているニホンオオカミの銅像や弘法大使の銅像などです。

 

頂上につくと、杉林に囲まれたお寺を拝むことができます。

僕は花粉症をもっているので、春にお遍路をしていたら大変なことになっているだろうなという感じですね。

 

四国のお遍路は基本的に山林に囲まれたところを通るので、花粉症をもっている人は時期を選んでお遍路をしてくださいね。

 

1時間弱ほど境内を散策したあと、ついに目標の最終地点である20番札所「鶴林寺」を目指します。

ギリギリ間に合った20番札所「鶴林寺」

約11kmの道のりを猛スピードで進んでいきます。

わかりやすくいうと、早歩きのペースを平たんな道だろうが、急な坂だろうが落とさないくらいです。

 

がんばりすぎたせいなのかどうかはわかりませんが、途中で鼻血が出るというハプニングが。

止血をするために一瞬とまりましたが、ティッシュを鼻につめて再スタート。

 

グーグルマップで徒歩3時間と表示された道のりを2時間半で歩き切り、ギリギリの16時30分に鶴林寺に到着しました。

 

もうすでに片づけを始めていて、長居をすることはできなかったのですが、どうにか参拝することができました。

 

掃除のおばさんにバス停の場所を質問したところ、なんだか回答が曖昧だったし、ほとんど体力が残っていなかったこともあり、ポカンとしていたら、「外国の方?」と聞かれました。

どうやら何も言葉を発しないため、自分たちの言葉が理解できていないのではないかと思われてしまったようです。失敬失敬。

 

下山して、道の駅あたりまで行き、コンビニ店員さんにバス停の場所を聞きました。

最終のバスが幸い残っていたので、徳島駅に帰ることができました。

なければ13㎞くらい歩かないといけなくなっていたか野宿かになっていたので、本当によかった。

 

バス停で待っていたら、若い男性が袋をもってこちらにやってきました。

その男性は大学生で、なんと新潟からヒッチハイクで四国まできたとのこと。

 

ヒッチハイクで日本一周を目指していて、四国に関しては歩き遍路でまわろうとしている男性でした。

しかも、歩き遍路なので、道の駅で野宿。新潟県出身なので寒さには慣れているようですよ。本当??

 

そして、お接待で食べ物をもらいすぎたので、あげますということで肉まんと飲み物をいただきました。

本当、甘っちょろい旅をしていてなんだか申し訳ない気持ちでいっぱいになりましたよ。

 

僕は88か所の完遂を目指して、もくもくと目標にむかって歩き続けているので、地域の人々との積極的な交流があまりありません。

しかし、その男性は(しっかり白装束を着て)地域住民とのコミュニケーションを楽しんでいるようでした。

 

そういう楽しみ方もおもしろそうだなと思ったので、どこかのタイミングでゆったり地域民との交流遍路ということで企画したいと思います。冬は絶対に避けるけど。

 

12日は目標をしっかり達成して1日を終えることができました。

13日目に目標としていたこと

13日目に目標としていたことは17番札所「井戸寺」までです。

19番、18番はかなり近く、17番もそんなへき地にないので、すぐに終わってしまうのですが日程調整の関係ですぐ終わらせるような行程にしました。

 

ちなみに14日目もおそらく早ければ午前中にお遍路が終わりになります。

15日目はいよいよ四国八十八か所の最大の難所といわれる「焼山寺~藤井寺ルート」になりますので、体調をしっかり整えて臨みたいと思います。

 

16日目は最終日。10番から1番まで一気にまわります。推定距離が約30㎞ですが、最後の最後なので踏ん張りたいと思います。

 

そして16日目の夜に夜行バスにのって17日の朝に東京に到着予定です。

すでに20番をきっているので、気を抜かず完遂を目指します!