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日本で1番「経験豊富」な男です

電車とバスをつかった四国お遍路まとめ【逆打ち編】

*本記事は2019年2月5日に更新されています

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僕は2019年1月16日から2019年1月31日までの16日間四国のお遍路をしました。

四国お遍路ではタクシーを除く、公共機関を利用するというルールを課しています。

www.update-plan.com

ネットで調べてみても「歩きをベースとしつつ、公共機関を利用するお遍路」に関する情報があまりないので、僕がこのブログに書いておきます。

 

すべてあげるとキリがなくなってしまいますので、どうやって公共機関を利用して行ったらいいのかわかりづらい場所に特化することにします。

 

注意点としては、逆打ちであるということです。

逆打ちというのは、通常1番札所から88番札所にむかっていくところを88番札所から1番札所にむかって進むということです。

 

なので、中には順打ちでのお遍路をする人にとっては役に立たない情報もあることについてご了承いただければと思います。

本記事の内容

・香川編(88番札所~66番札所)

・愛媛編(65番札所~40番札所)

・高知編(39番札所~24番札所)

・徳島編(23番札所~1番札所)

香川編(88番札所~66番札所)

結論からいって、香川県において交通機関で迷うことは少ないと思います。

強いて言うなら、しょっぱなの88番札所までの道のりですね。

 

1.88番札所「大窪寺」までの行き方

88番札所「大窪寺」まではコミュニティバスで行くことができます。

料金は一律500円で、志度駅から50分ほどバスにゆられると大窪寺にたどりつくことができます。

 

コミュニティバスルート図「志度~多和(緑色の路線)」を参考にしてください。

山の上の方にあるので、歩くとけっこう厳しいです。(87番札所から約16㎞ほどあります)

 

もちろん帰りもバスになるのですが、大窪寺のすぐ近くにバス停がありますので、そこで待っていればバスに乗ることができます。

大窪寺が終点ではないので、その先にいってしまわないように気をつけましょう。

 

2.85番札所「八栗寺」までの行き方

八栗寺は他の札所と違い、ケーブルカーで行かなければたどり着くことができません。

高松琴平電気鉄道「八栗駅」から徒歩20分ほどのところにある八栗登山口からケーブルカーに乗ります。

運賃表と時刻表は公式サイトにのっている表から抜粋しました。

【運賃表】

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【時刻表】

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3.66番札所「雲辺寺」までの行き方

香川県において一番注意しないといけない場所です。

雲辺寺まではロープウェイで行かなければいけないという点ロープウェイ乗り場までグーグルマップが正しい道を示してくれないという点を注意すべきです。

 

まずロープウェイの料金は下記の通り

往復(大人):2,060円

往復(中・高生):1,500円

往復(小学生):1,000円

 詳細はこちらでご確認をお願いします。

時間に関しては3月~11月については7時20分~17時、12月~2月については8時~17時となっています。

 

また、ロープウェイ乗り場までグーグルマップが正しい道のりを示さないという可能性もあります。

少なくとも、僕が67番札所「大興寺」から歩いていったときには正しい場所を示さず、通りがかったおじさんに正しい道までトラックで運んでもらわなければ、ずっと迷ったままでした。

 

そのおじさんいわく、海外から来たお遍路さんも同じ道を通って、正しい道まで案内したことがあるといっていましたので、僕だけの現象ではありません。

 

グーグルマップが道なき道を進ませようとしていたり、あきらかに行き止まりにたどりついてしまうという場合は、そこから先に進まずに正しい道を模索しましょう。

 

人のいない場所ではないので、迷ってしまった場合は近くの人に正しい道を聞きましょう。

愛媛編(65番札所~40番札所)

愛媛県についてはけっこう範囲が広く、季節によってはバスが運行していない場所もありますので、やはり注意が必要です。

 

1.60番札所「横峰寺」までの行き方

3月1日から12月20日までの期間は「横峰寺登山参拝バス」というものが出ています。

しかし、それ以外の期間については路面凍結によりバスが運行していません

 

僕はこの情報を知らずに完全にバスでいけるものだと思っていたので、割とあせりましたし、60番札所だけ今回は飛ばしてしまおうかとも思いました。

 

というのも、歩き遍路をやるにしてもグーグルマップが横峰寺までの場所を示さないんですよ。

特にここから歩き遍路みたいな看板も、僕が確認した限りではいっさいなかったので、手探り状態でした。

 

ネットで検索をしてみると、どうやら「伊予小松駅から採石場ルート」というものを使うと歩いて横峰寺までたどりつくことができるという情報を得たので、恐る恐るそのルートで行くことにしました。

 

僕が参考にさせていただいたブログはこちらです。

本当に助かりました。会ってお礼がしたいくらいですよ。

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歩いていって、上の画像の風景がみえてきたら「採石場ルート」をしっかり歩いているということになります。

この先、不安になると思いますが、本当にこの道であっていますのでご心配なく。

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この赤い印がお遍路さん向けの目印になります。

他の色の印もありますが、それも赤い印と同じものですのでご心配なく。

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2018年の台風の影響からか倒木があります。

個人的には歩行者も含めて交通止めにすべきところなのではないかと思うのですが、こっちがあっているので、倒木がありますが、どうにか前に進みましょう。

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この看板がみえてきたら、正しく進んでいるという証拠です。

たぶん多くの人が思うでしょう。「え??まだ3.6㎞もあるの????」って。

しんどいですよね。まだまだあるんですよ。

ここらへんから電波がつながるようになるので、スマホで情報収集しながら休憩するのもいいですね。

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横峰寺を目の前にして、またしてもトラップがあります。

このチェーンは車の通行をとめるためのもので、歩行者には関係ないのです。

 

勘違いして、車と同じルートを通るとえらい遠回りになるみたいですので、このチェーンをまたいで先に進みましょう。

 

この先を進んでようやく横峰寺にたどりつくことができます。

伊予国随一の「遍路転がし」ということもあって、キツイですよ。

 

もう一度いいますが冬季以外は普通にバスでいけるので問題ありません。

歩き遍路者と冬季遍路者の方々には参考になるかと思います。

 

2.45番札所「岩屋寺」までの行き方

岩屋寺の最寄バス停である久万中学校前までは「JR四国バス」にのっていくことができます。

JR四国バスの「久万高原線」にのっていくと久万中学校前に到着することができます。

www.jr-shikoku.co.jp

注意点としては下記の通り。

・松山駅からは久万高原行きのバスが出ていますが、松山市駅からは久万高原行きのバスは出ていません。

・岩屋寺までのバスも出ていますが、あまり本数がないのであてにするのは基本的にやめましょう。

・久万中学校前から松山駅までのバスは夜の20時までバスがあるので、あまり急がなくても大丈夫です。

・岩屋寺までの道のりはほとんど車道ですので、車の往来に注意しましょう。

 

近くに旅館があるということで、そこを目指してのぼってくる車がけっこう多いです。

日が落ちたころに車道をくだったため、側溝に2回も落ちてしまいました。

 

3.40番札所「観自在寺」までの行き方

宇和島駅から出ている宇和島バス(宿毛(すくも)行き)に乗って平城(ひらじょう)札所前で下車しましょう。

平城札所前から徒歩3分で観自在寺に到着します。

 

そのあと僕は宇和島駅に戻ってそこから高知に向かおうとしていたのですが、これはかなり効率悪いし、お金もかかるので、宇和島バスにのってそのまま高知県の宿毛駅まで向かいましょう。

 

普通に考えればわかることなのですが、見知らぬ土地では気づくのが遅くなるときもあるんですよ。

宇和島に戻ろうとした直前で気づきましたので、ラッキーですよ本当。

 

ちなみに宇和島駅から39番札所が近くにある高知県の平田駅まで向かっていたら4時間半以上かかりますから。

宿毛駅から平田駅まではたったの10分ですよ。圧倒的に速いですよね。

高知編(39番札所~24番札所)

高知県は歩き遍路にとっては一番長く厳しいところではないかと思います。

しかし、バスと電車を使えば問題なくいけるところですので、ぜひ参考にしていただければと思います。

 

1.38番札所「金剛福寺」までの行き方

土佐くろしお鉄道「中村駅」から高知西南交通バス清水・足摺(あしずり)岬行きに乗って、105分で到着します。

金剛福寺までの往復で3,800円ほどお金がかかるので、じゅうぶんに用意しておいてください。

 

しかし、足摺岬からみえる海は本当にキレイですので、高いお金を払った意味があるなと思えます。

しかも、黒潮(暖流)が流れていますので、温かいんですよ。

 

2.26番札所「金剛頂寺」までの行き方

土佐くろしお鉄道奈半利(なはり)駅から高知東部バス甲浦(かんのうら)行きにのって元橋バス停でおります。

元橋バス停から2㎞ほど歩くと、金剛頂寺に到着します。

 

このまま歩いて24番札所の最御崎寺にむかって歩きました。

最初は最御崎寺から奈半利駅までバスで戻って、そこから後免駅まで戻り高速鉄道で徳島に向かう予定だったのですが、ここでも宇和島での過ちをくりかえしそうになりました

 

バスでこのまま甲浦まで向かって、甲浦駅から徳島にむかったほうが早いし安いです。

さすがに甲浦ルートでも3時間半くらいはかかってしまいますが、奈半利に戻った場合5時間はかかってしまうので、甲浦ルートがいいですよね。

 

23番札所の近くで宿をとれる人は徳島駅まで向かわずに、途中の日和佐(ひわさ)駅で降りればOKです。

僕の場合は充電もなにもかもピンチの状態かつホテルで宿がとれないという条件でお遍路をしていたので、ネットカフェのある文化の森駅まで行く必要がありましたが。

徳島編(23番札所~1番札所)

徳島について気を付ける点は焼山寺までの行き方ですね。

他の札所についてはそこまで注意すべき点はありません。

 

1.21番札所「太龍寺」までの行き方

太龍寺まではロープウェイで行く必要があります。

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出典:太龍寺ロープウェイ│TAIRYUJI ROPEWAY

強風の場合は時間が変則的になりますが、基本的に00分、20分、40分と20分間隔で運行しています

 

2.12番札所「焼山寺」までの行き方

順打ちの場合は11番札所の藤井寺から焼山寺までのルート案内がありますので、それにしたがって歩いて行けば問題ありません。

 

逆打ちの場合は焼山寺の最寄バス停である(最寄といっても8kmくらい離れてます)「神山高校前」までいく必要があります。

 

徳島駅の「徳島バス4番バス停」から神山高校前行きのバスが出ていますので、朝の7時台のバスに乗りましょう。

*徳島市バスとは異なるので注意しましょう。

これより遅くなると11番札所にたどり着く前に時間切れとなります。

 

焼山寺から藤井寺までは徒歩で5時間から7時間かかりますので、ちょっとでも遅れるとお寺が閉まる17時までに藤井寺にはたどりつきません。

 

ちなみに「神山高校前」にたどりつくまでに「寄井中」というバス停があるのですが、そこから焼山寺前までバスで行くことができます。

しかし、あまり本数がないですし、待っていたら藤井寺にたどり着く前に時間切れになります。

 

以上となります。

 

2020年はうるう年ですので、逆打ち参拝者が増えることが予想されます。

*うるう年に逆打ちをするとご利益が順打ちの3倍になるといわれているためです。

 

本記事に書かれている部分が、四国お遍路の中でわかりづらいところでしたので、参考にしていただければと思います。